中区すくすくモバイル
歯科のはなし
歯科のおはなし
〜ママ・パパのお口の健康 歯周病について〜
お子さんが生まれてから「忙しくて、なかなか歯医者さんに行けないな…」「歯みがきも時間が無くて、丁寧に出来ない…」ということはありませんか?
家事や仕事、育児に忙しく、ご自身のことはつい後回しになりがちですが、ママ・パパのお口が健康だとお子さんにも良い影響があることがわかっています。
では、ここでクイズです!
『生まれたばかりの赤ちゃんの口には、むし歯菌がいない』○か×どちらでしょうか?
→正解は○です。
赤ちゃんはむし歯菌を持たずに生まれてきます。むし歯菌は、ママやパパなど身近な大人などから唾液を介してうつり、赤ちゃんのお口に定着していきます。
そのため、むし菌菌をうつさないように、箸やスプーンを絶対に共用しない等、必要以上に神経質になることはありませんが、赤ちゃんと接する大人の方は、常に自分のお口を清潔に、良い状態を保っておくことが大切です。
★お口の健康を保つために
大人がお口の健康を損なう原因は、「むし歯」だけでなく「歯周病」が大きく関わっています。
「歯周病??自分はまだ若いから、大丈夫。」と思っている方もいるかもしれません。
しかし神奈川県の調査では、横浜市民の20歳代では約35%、30・40歳代では約50%以上が、進行した「歯周病」にかかっているという結果が出ており、「歯周病」は自分が気が付いていないだけで、年齢に関係なく誰でもかかる可能性があります。この「歯周病」を治療・予防することが、お口の健康を保つことに繋がります。
★「歯周病」とは?
〇どんな病気?
「歯周病」は、歯を支える骨が溶け、最終的には支えを失った歯が抜けてしまう病気です。
しかし「むし歯」と違い、初期の段階では「痛み」などの自覚症状がないまま進んでいることも多くあります。手遅れにならないように、セルフチェックしてみましょう
〇最近こんな症状はありませんか?
□ 歯をみがくと血がでる
□ 歯肉が赤く腫れている
□ 口の中がネバネバしている
□ プラーク(歯垢)がついている
□ 歯石がついている
□ 口臭が気になる
□ 歯肉がさがってきた
□ 歯がグラグラ動く
この中でひとつでも、「あれっ?」と思ったら、、、「歯周病」かもしれません!!
★予防するには
【家庭でのセルフケア】
■正しいブラッシングでお口を清潔に♪
・歯ブラシの選び方
毛先の大きさは小さめ・平坦なカット、かたさは普通がいいでしょう。
お口の状態に合わせた歯ブラシを選び、月に1回程度を目安に交換しましょう。
歯ブラシの毛先を歯に直角にあてて、こきざみに動かします。
・歯みがきの順番を決めましょう!
同じように全体をみがいているつもりでも、必ず1人1人にみがきグセがあります。
お口全体を綺麗にするために、順番を決めてみがきましょう。
・歯ブラシだけでは不十分!?
歯ブラシだけで除去できる汚れは約6割です。フロスや歯間ブラシを併用して残りの
汚れも落としましょう
【歯科医院での専門的ケア】
■定期的な歯のチェックを♪
・かかりつけ歯科医をもちましょう
あなたのお口の健康状態や治療経過を把握し、適切なアドバイスを受けることができます。
・歯石や着色の除去
どんなに丁寧にブラッシングしていても、歯石や着色など自分では落としきれないものもあります。クリーニングを受けることで見た目にも綺麗な口元を保つことが出来ます。
トップ
Copyright(C)cafe star mobile.All Rights Reserved.