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栄養士のおはなし
★栄養士のおはなし★
「食べる力を身につけよう」
〜手づかみ食べからお箸まで〜
離乳食が進むと、スプーンやフォークを使って食べられるようになるのはいつ頃から?と気になりますね。お子さんが興味を持った場合は、保護者が見守りながら手づかみ食べをさせたり、スプーンやフォークを持たせてあげたりしましょう。
おもちゃを持てるようになったり、はいはいをしたりするのに伴って色々なことが出来るようになりますが、個人差があるので、お子さんの成長にあわせて焦らずに進めましょう。
【手づかみ食べ】
・食べる力を育むための大切なステップ
・離乳食の後期(9〜11か月頃)くらいから
・食べ物に興味を示して、自分で食べたいという意欲のあらわれ
・目や手を使って口へ運ぶ、食べ方の練習
・力加減の調整ができるようになって、スプーンやフォークの練習につながる
・ゆでた野菜やいもなど、スティック状のものが食べやすい
・かじり取ってひと口の食べる量を覚えることも大事
・片付けしやすい環境にして、積極的にやらせてあげる
【スプーン(フォーク)】
・1歳代は、まだまだ手づかみ食べが中心だが、食卓にスプーンやフォークをだして少しずつ練習
・持ち方は、はじめは上から握る「上手持ち」
・腕全体やひじを使って口へ運ぶ
・徐々に手首を使って運べるようになる
・指先や手首の動きの発達に伴って「上手持ち」「下手持ち」「鉛筆持ち」に変化
・スプーンを食器のへりに沿わせて使えるようになる
【お箸】
・スプーンやフォークの鉛筆持ちになれて、箸で食べることに興味を持つ3歳くらいから
・お箸を上手に使えるようになるには時間がかかる
・握り箸→クロス箸→だんだん上手になる
・喉をついてしまう危険性もあるので箸を使用する時はしっかり見守る
上手に食べられないとつい手を添えてしまったり、イライラしてしまうこともあるかもしれませんが、食事は大切なコミュニケーションの場です。お子さんのやる気を損ねてしまったり、食事が嫌なものになってしまわないように、「上手だね」「自分で食べるとおいしいね」など言葉を交わしながら楽しく食べることを大切にしましょう。
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